home おはら野の四季 おはら野 農園 野良日記 遊びたい おはら野ママ link

収穫・販売SHOP        おはら野農園      栽培(野菜別・米traceability   土作り・苗作り policy  
└今年の野菜販売       └2009年の作業記録  └作っている野菜の記録です。            └栽培の基礎は土と苗にあると考えています。


 おはら野 農園へようこそ 栽培(野菜別・米)traceability   2009年版

葉っぱ・茎・つぼみ /根っこ・イモ /実・果肉・マメ /ハーブ・山菜・軟化・芽  /花を愛でる /米・ミレットを食べる

トマト /ナス 米ナス 水ナス /万願寺 ピーマン パプリカ /スナップエンドウ /サヤインゲン
/キュウリ /スクナカボチャ /ズッキーニ /ゴーヤ(ニガウリ) /ハヤトウリ /オクラ /ゴマ /パパイア /バイ

トマト(ホーム桃太郎) /ナス科 原産/      トマト 50円/100g  ミニトマト100円/100g

27 June, 2009


 育   タネ/タキイ種苗  www.takii.co.jp/ 生産地/ タイ
                        種子処理/ 無し)

     種蒔き/2月21日
 ポット上げ/3月16日  定植/4月13日
        収穫開始/ 6月日

      使用農薬_ 無し  肥料_ フミンホスカ(日産アグリkk pdf

     Point  

 食   

ミニトマト(キャロル10) /ナス科 原産/      トマト 50円/100g  ミニトマト100円/100g

27 June, 2009
   大粒にならず小粒でもなく売りやすいサイズが採れる。ブランド・トマトの先駆けとなったが、早すぎたのか、追随したメーカーブランドに負けたか。

 育   タネ/ kkサカタのタネ www.sakataseed.co.jp/ 生産地/ タイ
                        種子処理/無し)

     種蒔き/2月21日
 ポット上げ/3月16日  定植/4月13日
         収穫開始/ 6月日

      使用農薬_ 無し  肥料_ フミンホスカ(日産アグリkk pdf

     Point  樹上で熟して甘い。

 食
   

料理用トマト(にたきこま) /ナス科 原産/      
 料理用のトマト。イタリアン・トマトとも呼ばれる。果肉が硬く、ジェリーの少ないトマトなので、煮込んだり焼いたりしても水が出にくい。
 日本では生食が中心で果実扱いされてしまったトマトだが、このようなトマトが多くの品種と共に広く出回って欲しい。

 育   タネ/kk渡辺採種場  生産地/ 宮城県
                        種子処理/ 第三燐酸ソーダ洗浄済み)

     種蒔き/2月21日
 ポット上げ/3月16日  定植/4月13日
       収穫開始/ 月日

      使用農薬_ 無し  肥料_ 無し 

     Point  野菜・茶業試験場(盛岡)育成 とまと農林29号
 食   

page top

ナス /ナス科ナス属  原産/ インド      栽培中   
 ナスは夏の定番。

    タネ/ 千両2号タキイ種苗kk  www.takii.co.jp/ 生産地/
                        種子処理/
          紫水  
タキイ種苗              生産地/
                        種子処理/
          くろわし 
タキイ種苗              生産地/
                        種子処理/

支柱を立てた。
今年こそしっかり作るぞ。

11 June, 2009

     種蒔き/
 ポット上げ 定植/  収穫開始/

      使用農薬_ 無し  肥料_ 元肥無し 追肥1回フミンホスカ(日産アグリkk pdf

     Point
  千両2号は長卵型、築陽のような長ナスはこの辺りでは不人気。紫水は水なす。くろわしは、ブラックビューティ、そうエッグプラントEgg plant米ナス

15 August, 2009 水ナス(紫水)の花、八重咲きは珍しい。花変りか。
no print  食   千両2号   万能。
      紫水
     ぎゅっと絞って水が出れば○。小ぶりを浅漬けに
      くろわし   田楽焼きナスはこれに限る。1cm以上の厚さで。もちもち。

page top

万願寺・ピーマン /ナス科トウガラシ属  原産/    栽培中 

万願寺
 万願寺。京野菜、いかにでっかくして、柔らかく甘い実にする。小さくて硬ければシシトウかピーマン。同じ京野菜に細く長い伏見甘長がある。伏見も美味だが15cm以上の万願寺を焼いて醤油をたらして食する、甘辛く煮込む伏見甘長も捨てがたい、う〜ん。

 ピーマン。最近は細長いピーマンが主流になったが、ピーマンの肉詰めはやはりベル型でなくては。
                       
    タネ/ 万願寺 (kkタカヤマシード 京都の種屋さんです/ 生産地/長野県
                        種子処理/キャプタン粉衣1回 )

         ニューエース
(ピーマン) タキイ種苗kk  www.takii.co.jp/ 生産地/ベトナム
                        種子処理/無し )

     種蒔き/共に2月19日
 ポット上げ/   定植/ 4月5日 収穫開始/

      使用農薬_ 無し  肥料_ 元肥無し 追肥1回フミンホスカ(日産アグリkk pdf
支柱を立てた
11 June, 2009
no print      Point  

 食   千切りにしてミンチまたは細切れと炒める。省略すると短冊に切って炒めて仕上げに醤油を絡める、ピーマンの極地。
      ピーマンの肉詰め。ミンチ・タマネギ、パン粉をこねて輪切りのピーマンに詰めフタをする。コンソメスープを作ってナベでコトコト煮込むこと台所においしいが漂うまで。スープ皿に取り分けて食する。湖吹きジャガを添える。
  ピーマン  
  肉詰めするに際し50g強をもってよし。4個揃いの200g〜280g、50g弱を揃えて5個で200g〜250g、もしくは40g強を揃えて6個240g〜300g。
  これで最大70g4個320gから、40g6個240gとなる。50g4個だと200gだが、お子様お嬢さんの口に入るおいしさサイズを揃えたとご了解願いたい。

もっと素直な説明書きにせよ。しばし時間を。
15 August, 2009
  ピーマンの花。花弁が5枚と6枚の花がある。この違いは実の形を変える。
  5枚の花は栄養が足りなかったのだそうだ。調べてみる。

page top

パプリカ /ナス科 トウガラシ属 原産/ 中・南アメリカ     栽培中
 カラーピーマン。パプリカはオランダで育種されたカラーピーマンで、温室ハウスでの周年栽培が主流。日本では本格的な栽培は少なく、本種のように露地、無加温ハウスでの栽培が容易なカラーピーマンがほとんど。

 育   タネ/ フルーピーレッドタキイ種苗kk  www.takii.co.jp/ 生産地/ タイ
          フルーピーイエロー     種子処理/ 農薬は使っていない)

     種蒔き/ 2月21日
 ポット上げ/ 3月24日 定植/ 5月26日 収穫開始/

      使用農薬_ 無し  肥料_ 無し 

     Point  種蒔きは温床。赤のフルーピーレッドを中心に、フルーピーイエローを混ぜ、緑も販売する。
           緑から色が変わるまで一月かかる、待てない人には栽培はできない。
           2本または3本仕立て。初期から木を大きくするために、第一果から三果まで摘果する。
           生育適温は意外に狭く、15度から25度くらい。シシトウやピーマンとは違う。
           この温度管理をするためにハウス栽培と、真夏には、花飛びを回避するために、ハウスの褄の上部ビニールを破る。10月一杯までの収穫が可能になる。

           写真6月5日、支柱と吊りヒモ誘引を設営。葉にテントウムシのサナギが見える。
           アブラムシを食べてくれる。外で仕事しているテントウムシを捕まえて、ハウスへ職場移動させている。

 食   肉厚で甘い。これでチンジャオロース(青椒肉絲)は最高


  緑色で大きくなった後に、一月熟して赤や黄色になる事はいがいに知られていない。
30 September, 2009
実は、今年は失敗作になった。初期にカメムシ(・・キンカメムシ)に実を吸われて売り物にならない。綺麗なカメムシなんだが。

サヤインゲン /マメ 原産/      主に自家用   150gパック 100円予定

27 June, 2009
  モロッコという品種の中で、きわめて長くなるアイテム。三度豆、サヤインゲン、インゲン豆、モロッコは同じもの。
  豆として食べる隠元豆に対し、幼果を食べる。また年に三度種まきができるので三度豆とも。

 育   タネ/ビックリジャンボ みかど協和kk
              http://www.mikadokyowa.com/index.htm 生産地/中国
                        種子処理/イプロジオン・メプロニル剤各1回 )

     種蒔き/
4月19日じか蒔き  ポット上げ/  定植/  収穫開始/ 6月23日

      使用農薬_ 無し  肥料_ 追肥1回フミンホスカ(日産アグリkk pdf) 


     Point  
 食  丸サヤのインゲンはキュッキュとした歯ごたえを楽しむが、こちらは食べでがあり、オシタシ・炒め・天ぷら・煮物の万能。アジア料理に欠かせない食材

page top

スナップエンドウ /マメ科 pisum属 原産/ 中近東ペルシャ   主に自家用
2008年12月26日   スナップエンドウ。新しい野菜、アメリカで開発され、日本では1978年に発売された。
ぷっくらふくらんだサヤを食べる。絹さや、グリーンピースより甘い。農家としては、採る時期によって絹さや、グリーピースにも化け、重宝なマメです。
  自家用な訳。ずっと中国産に押され、1パック50円ほどだった。とても栽培意欲をかきたてられる野菜ではなかった。自家用にひっそりと作っていた。
  ところが昨年、突然中国産のスナップエンドウが店頭から消えた。それで直売所にだしてみようかと。

  1パック 150g 150円
        昨年は売れた。今年は、、、、5月にドタバタしてしまってそれほど販売に回さなかった。

  なぜなら、やはり売るには、価格が安定しない。前年の秋に種蒔き、冬越し、春先の手入れ、を経て5月が旬。日本で作付されていないのに突然の中国産の不人気、品物が無い。では今年は?日本で昨年秋に種蒔きされていたら、春さきからまた1パック50円だったら!不安が残る。熱の入らない品です。
  でも自家用分は作ってますから、売れるなら出荷しようか。
  だがしかし、生ったマメを次々収穫しないとなりやんでしまう。かくして充分な収量を確保できなかった。

 育   タネ/ スナック753kkサカタのタネwww.sakataseed.co.jp/ 生産地/ アメリカ
                    種子処理/ チウラム処理(農水省 農薬コーナー

     種蒔き/
2008.10月22日ポット蒔き 定植/  収穫開始/ 5月初旬 〜6月初旬

      使用農薬_ 無し  肥料_ 無し 

     Point  サカタのタネ スナック753で始めた農家は「スナック」、他は「スナップ」。
           どうでもよさそうだが、後の祭りが多いぞ農業界用語。私はスナック派、なんてったってスナックのおつまみ
          食べなくても、販売に回さなくても、採り続けないと樹がなりやんで、枯れ上がってしまう。
           1ッ箇所に3〜4粒植え。 早くに定植して大株で雪を迎える。すると地上部が枯れる。春にはとっても大きな株の芽が出てきて、たくさん採れる。
           

 食   お皿に150g載っている。皿の縁下の3本。左、実がふくらみ過ぎて少しサヤが硬くゆがくと種が目立つ。右、薄くって絹さやのよう、青い風味があるが絹さやには負ける。
      それで真ん中のスナップエンドウだ、というのを食する。販売も同様のモノ厳選。
スナップ snap bean サヤインゲン・サヤエンドウ。農業用語は怪しげなのだが、渡来モノは「怪しげ」
150gのスナップ
終了間際のスナップエンドウ

page top

キュウリ /ウリ科キュウリ属  原産/ インド北西部のヒマラヤ南山嶺   各サイズ 4本120円予定  
半白節成  キュウリ。日本に華南から来た華南型とシルクロードから来た華北型に大きく分かれ、現在の品種はこれの交配されたもの。
  華南型  黒イボ、とげが黒く、白・半白のキュウリ。華南地方の涼しい時期に栽培されてきた経緯から比較的低温に強い。香りやフルーテイなテイストが持ち味、昔キュウリ、地方品種に多い。
  華北型  白イボ、とげが白く、緑色で今の現在のキュウリの主流。華北・シルクロード高温乾燥地帯経由のため、比較的高温に強い。

  今、日本で栽培されているキュウリはこの両者を交配したもので、春夏・夏冬など栽培時期にあわせた品種になっている。
  昔キュウリを食べるには、半白キュウリか地這キュウリかを選んで種から育てるか、直売所で当地の露地栽培キュウリを求めるしかない。


    タネ/ 半白節成タキイ種苗kk  www.takii.co.jp/ 生産地/ 長野県
                        種子処理/ チウラム・ベノミル処理(農水省 農薬コーナー)
       種蒔き/ 3月10日
 定植/ 4月13日ハウス 収穫開始/ 5月30日
              4月8日      5月3日露地    栽培中
        使用農薬_ 無し  肥料_ 元肥無し 追肥1回フミンホスカ(日産アグリkk pdf

      タネ/ 夏すずみタキイ種苗kk  www.takii.co.jp/ 生産地/ タイ
                        種子処理/ チウラム・ベノミル処理(農水省 農薬コーナー)
       種蒔き/ 3月10日
 定植/ 4月13日ハウス 収穫開始/ 5月30日
              4月8日      5月3日露地    栽培中
        使用農薬_ 無し  肥料_ 元肥無し 追肥1回フミンホスカ(日産アグリkk pdf) 

      タネ/ 黒さんごkkサカタのタネwww.sakataseed.co.jp/ 生産地/ 中国
                        種子処理/ 農薬は使っていません
       種蒔き/ 3月10日
 定植/ 4月13日ハウス 収穫開始/ 5月30日
              4月8日      5月3日露地    栽培中
      使用農薬_ 無し  肥料_ 元肥無し 追肥1回フミンホスカ(日産アグリkk pdf

     Point  「黒さんご」は四葉キュウリ。歯切れがよく漬物ならこれ。半白はイタチキュウリにして美味・姿良し。

  
    Sサイズ<85g<Mサイズ漬物で美味<100g  姿・上品に食卓を飾る
           100g<Lサイズ徳用美味<135g
<2Lサイズ種が目立つようになる   


 食   贅沢なキュウリ、イタチキュウリ。最近は専用の品種があるが、樹上で大きく肥大させ完熟させたキュウリのこと。このキュウリを作ると樹が弱って、その後、収穫できなくなる。したがって数株をこの「イタチ」キュウリにして食する。昨年、半白のイタチを作ったが、姿良し、美味だったので今年は「イタチ」採りのために作付を増やした。

  ブルームbloom  果精、果蝋とも。素直に栽培すれば出る。写真下、夏すずみ、接木でないので出現する。
  手でこすったところはツヤがあるが、白い粉のようなもの。またブルームが出ても店頭に並ぶまで半日以上経てば自然と消える。スーパーなど店頭ではまず見かけない。新鮮採りたての証しのブルームが残っている間に市場へと競って夜明け前から収穫した頃があった。世は高度成長、所得倍増時代。
   しかし、農薬は怖いと知った「賢い」主婦たちが農薬のかかったキュウリと覚え排撃の憂き目にあった。今はブルームレスへと品種改良され、ブルームの出ない台木との接木になっている。消費者がブルームを受け入れない限り、ブルームの出るキュウリは市場には出回らない。また農家が半日しか持たないブルームを見せるために未明収穫出荷を中心とする生産体制をとることもないだろう。直売所、朝市くらいでしか購入できないだろう。
ブルーム

 9 June, 2009

   朝、元気だったのに萎れてしまった。これが「立ち枯れ病」なんだろうか。
   地際を見ると、蟻が群がっている。樹液がでているのだろう。すると外傷性のアクシデントか。
   様子を見ることにした。

   翌日、傷口はふさがっていた。下のわき芽はなんとか半萎れである。
   綺麗なに傷跡が残っている。
26 June, 2009
イタチができた。約700g、でっかい。下のキュウリは110g、22cmだから、普通のキュウリ6本分、樹はしばらく他の実を大きくしない。
もっと熟してすっかり茶色になったイタチを好む人もいる。
あれ?で、採りそこね、イタチにして食おうかと。そういうもんだ。上が夏スズミのイタチで下が半白のいたち、形・色とも半白の勝ち。
皮を剥いてワタをとる。、ざくざくと切り、薄口で味付けして身が透明になるまで煮る。最後にカツオ節を加えて冷ます。
私は葛粉で少しトロミを、ほんの少しイタチのトロミかと思う程度に、つけるのが好き。真夏の昼飯に冷たいこの一品は美味。

page top

ズッキーニ /ウリ科      準備中。実はもうすっかり忘れている。毎年失敗するから。7月の梅雨と高温に今年も負けた。


page top

スクナカボチャ /ウリ科          自家用    

12 July, 2009
本葉が出たところで定植

 スクナカボチャ。宿儺(スクナ)かぼちゃ、飛騨高山地方の在来種。ヘチマのような形をしており日本種の中では、ホッコリ系の美味なカボチャ。
 これを冬至カボチャとして食しよう、ならば春まき夏とりで貯蔵せず夏まき秋採りにしようと。

 育   タネ/ 採り種 生産地/日本
                    種子処理/ 農薬は使っていない)

     種蒔き/
6月29日 ポット上げ/  定植/7月11日  収穫開始/ 9月初旬予定

      使用農薬_ 無し  肥料_ 無し 

     Point  
01 October, 2009
  途中の経過を抜きに、収穫。次の白菜を定植しなければならなくなって急遽。

  5株植えて、2kを中心に10個ほど。冬至カボチャに一個の予定だったのでこの程度で充分。

 食いつきのよいレシピ
10 October, 2009



8 October, 2009
Cafe Micio提供:パウンドケーキ 宿儺カボチャとベニアズマ







ローズゼラニュウム バイの実

page top

ゴーヤ(ニガウリ) /ウリ科      栽培・収穫中      80円/ 200g以上・1本
  ゴーヤ。夏の定番、チャンプルーを食べないと夏は来ない。

   タネ/あばし中長 (有)フタバ種苗卸部
              http://www.futaba-seed.co.jp/ 生産地/
                        種子処理/無し )

     種蒔き/
月日ポット蒔き    定植/ 月日 収穫開始/ 7月日

      使用農薬_ 無し  肥料_ 追肥1回フミンホスカ(日産アグリkk pdf) 
B品、姿劣る⇔良品、美味
物指の右、34cm・340g、左240g以下。
point
定植後、膝から下の脇芽を取ること、その後の始末に困る。

  あばしごうやは細長い、あばし中長は張り出していて少し短い。姿良し。
  写真のように30cm以上で横に張り出していて、艶濃い緑のモノは炒めても濃緑、食欲をそそる。240g以上、曲がり少ないモノを求める。

  ワタを丁寧に取ると、苦味が減る。
ごうや佃煮 ワタを取って5mmスライス。甘辛く煮詰める、旨い。

ごうや茶 半月切り、5mmスライス。ワタ・種をつけたまま天火干し一日。乾燥後ジップロップに入れて冷凍。茶に一掴み併せる。急須の茶渋がとれる、これは良い。
04 September, 2009

しみじみ観ればしみじみと、雌花は蕾の時からそれと判るんだ。雌花と雄花は別。改めて感心した次第。

ウリ科の特徴ですね、この花つきは、ぼちぼちハヤトウリが花芽をあげてきたのでナイーブなんだ。

page top

ハヤトウリ /ウリ科 多年草 原産地 中米      200円/1kg・4〜5個 now on sale
  ハヤトウリ(隼人瓜)、千成瓜とも。お彼岸過ぎに採れ始める。日本へ入ってきたのは意外に新しく大正の頃に鹿児島に入った。中国をはじめ東南アジアでは、ポピュラーな野菜。

   タネ/黄緑種 手前種
              / 生産地/
                        種子処理/無し )

     種蒔き/
月日ポット蒔き    定植/ 月日 収穫開始/10月初旬

      使用農薬_ 無し  肥料_ 追肥無し
no print
04 September, 2009
花芽が上がった。実体顕微鏡×20
鮮明な写真を撮り直します。つるさきの分枝から花芽が上がる。花房になる雄花と雌花が同じ節から出る。
            10 September, 2009→

雌花が咲いた。雄花は明日かな、20日位なので下旬にはおいしいハヤトウリが食える。
16 September, 2009
  左が雌花、右が雄花雌雄異花。ミツバチ、花蜂が早朝から飛ぶ。私は果実を、彼らは蜜と花粉を採取する。少し寝坊するともう帰るからね朝寝坊さんブンブン。
  そんな季節ももうあとわずか。10月にはハヤトウリが採れる。
26 September, 2009
  日に日に大きくなっていく。
 
越年株。1年株と収量が全然違う。
 24 October, 2009

@5月初旬、芽が出る。 2〜3本を残して欠きとる。遅い霜でやられることもあるがその後の芽を育てる。
Aこれを親ツルにして30センチくらいで摘芯する。
Bこの子ツルを写真のように扇に上に伸ばし、高さ1mくらいで摘芯する。
Cそこからの孫ツルをグングンと伸ばす。
8月盛夏、この孫ツルと曾孫ツルが突然背丈を越して伸びる。これが短日性で、花芽分化する所以。

  そして9月初旬、そのツル先に花が咲く。開花から2週間、9月末から収穫が始まる。
  ツル先にしか実は成らないので、摘芯の繰り返しが必ずいる。

来年に向けて  霜が降りたら株元にモミガラ。畳一畳分、10p積む。これが冬越し。それでも−5℃以下の夜が続くと枯れる。
 そのままにしておくと草も生えないし、堆肥になる。

 
   頭上のはやとうり
  この枯れた下葉を収穫しながら取り除く、葉に隠れて採り忘れを防ぐ。
  ビニール紐で印をつける。大きくなりすぎたはやとうりは、来年の種にする。 

↑霜焼けしている。奈良の農試が、柿の霜焼けについて述べている。昼から、自然解凍を待って収穫すべし。植物の能力を信じなさい、と。

  確かに、1℃くらいでは回復する。
 04 November, 2009
霜が降りた。
気象台、気象統計・滋賀県米原/2009年11月4日(5日以降に表示されます)
11月4日はアメダス米原

  夕刻。写真のように枯れた。
  実は。一部にダメージがあるが全体は持ちこたえた。
  今しばらく収穫できる。


  強い霜が遅くなるように


  ↑朝のツル先の葉。霜で黒ずんでいる。
←枯れてしまった。
 15 November, 2009
  早くも芽を出してしまった。11月初旬の霜から暫く暖かい日が続いたせいだろう。明日からの寒さで枯れるだろうけど。
  株元を掘ってみた。新しい脇芽と太い根っこ。ブラジルだと次々に芽をだすんだろうから、枝を更新して年中収穫できそうだ。沖縄でも可能だろう。
 
08 January, 2010
  台所に置いてあったハヤトウリが芽を出した。このように温度さえあれば発芽する。一方が根に他方が芽に。
  根が降りていくさきに土があればよい。これが「土に半分埋めておけ」になる。熱帯性の発芽の特徴かもしれない。
 


ハヤトウリの冒頭に戻る

以下は2006〜2007年の記録
はやとうりは、作っていて面白い

種蒔き。これを種蒔きというのだろうか、大きなポットに貯蔵しておいたハヤトウリを半分だけ出して横に伏せて育苗ハウスの温床において置く。

5月中旬には30センチ位のツルがでる。キュウリ作付支柱に5m置きに一緒に植える。

お盆が過ぎてもツルは腰までくらい。キュウリはボチボチ収穫終わり。9月の秋風とともにドンドンつるが伸びて、花が咲き、実が成る。
それで、一回の霜でツルは茎まで霜焼け、蕩ける。

2007年

今年は少し張り込んで、20mの支柱に4本植えた。
昨年の生き残りは別の支柱に2株あるので、さて幾つ収穫できるかな。

お盆を過ぎるまで、背丈は2mにもならないので、ニガウリとの混植である。

大きな場所をとるのが難点だが、下の写真のように、葉っぱ野菜を植えて6月中旬まで採って、横のキュウリにバトンタッチ。

暖冬だった。去年の株が生き残ってここまで育った。うまく冬越しをさせると翌年も出てくると聴いていたが本当だった。
30 May, 2007

このように電熱線で2月から4月まで育てると、早くもこのようになる。

上がプランターに入れていた分、肥料が入っているので緑が濃い。ポットは肥料切れのためウス緑となっているが、地面に下ろすとすぐ色が付いてくる。この地方では遅霜の心配が無くなる5月中旬以降に地面に下ろす。

2006年

21 December, 2006


はやと瓜はこのように芽出しする。下の土の中を電熱線が入っている。

地温が17度まで下がるとリレーが働いて電気が流れる。
no print
11月28日に植えた隼人瓜。芽も根も出ている。
右の写真のように、まず根が出てそして芽が出る。これは全ての植物共通。

28 November, 2006

冬なのに、芽が出ましたね。このようにお尻から5月になったら芽がでるんです。(写真左)

それで半分だけ地面に埋めて育てるんです。3〜5本のツルが出てきます。(写真右)

どこまで冬に育つのか、ハウスの中です。面白い奴です。

07 December, 2006


はやと瓜の後始末をしたが、左の写真のように地面に這ったツルの実は、発芽のために埋めたように地面にめり込んでいた。隼人ウリなんだからこのまま越冬するんだろう。


左はうっそうと繁った茎の根元。ばっさりと切った。

4kgのはやとうり
はやとうり


面白いから作るのか。
面白いから作るのだ、世話が要らない、最初から終わりまで。収穫も手でちぎるだけだし。

キュウリが終わった後にキュウリ代わりに食べる。

キュウリ支柱を覆うハヤトウリ
U字型の支柱の向こう側に3株植えた
こちらの支柱を乗り越えて更に伸びている。

10月22日の姿。

畑の隅の柿木などにツルを昇らしている人もいる。採るのが大変。

ハヤトウリの冒頭に戻る

2006年の美味しいレシピ

       2007年に「食いつきのよいレシピ」を発見、こう御期待

はやとうり(隼人瓜)

おいしいレシピ


●はやとうりの塩漬け

<材料>
はやとうり 1kg
塩 50g
焼きみょうばん 0.5g

<作り方>
1. はやとうりは洗って水気を切り、縦に2つに切り先端を切る。塩と焼きみょうばんを混ぜておく。なければ塩だけでもよい。容器の底に塩をふり、うりを並べる。塩と交互に漬け込み、1kgくらいの重石をしてラップをして冷暗所におく。漬け汁が上がったら重石を半分にして、漬け汁がかぶる状態にして保存する。

●はやとうりの粕漬け

<材料>
はやとうりの塩漬け 1kg
酒粕 1kg
みりん 50cc
焼酎(35度) 50cc
砂糖 150g

<作り方>
1. はやとうりの塩漬けを取り出し水洗いして水気を切る。1日陰干しする。
2. 酒粕にみりんと焼酎を混ぜて一晩おき、よく混ぜる。
3. 容器の底に粕床を2cm敷き、はやとうりを並べて酒粕とうりを交互に漬けていく。上部をラップでおおい、保存する。3カ月くらいで食べられる。



●はやとうりのみそ漬け
<材料>
はやとうりのみそ漬け 1kg
みそ 600g
砂糖 70g
みりん 70g
焼酎 25cc

<作り方>
1. 粕漬けの時と同様はやとうりの塩漬けを取り出し、1日陰干しする。
2. みそにみりん、砂糖と焼酎を混ぜ合わせる。
3. 容器の底にみそを2cm敷き、はやとうりを並べてみそと交互に漬け込む。ラップでおおい保存する。約1カ月で漬かる。

はやとうりがたくさんある場合には、まずサラダ感覚で召し上がり、あとは塩漬けにしておき、適宜いろいろな漬け物で楽しんでみたらいかがでしょうか。

page top       ハヤトウリの冒頭に戻る

オクラ /アオイ科 トロロアオイ属 原産/アフリカ東北部     
   真夏の必需品。丸サヤの島オクラvs五角サヤのアーリーファイブになる。軍配は、沖縄タネの島オクラか。大きくなっても柔らかい、ジューシーな島オクラ。


 育   タネ/島オクラ (有)フタバ種苗卸部
              http://www.futaba-seed.co.jp/ 生産地/インド
                        種子処理/イ無し )

     種蒔き/
4月13日ポット蒔き    定植/ 5月9日 収穫開始/ 6月日

      使用農薬_ 無し  肥料_ 追肥1回フミンホスカ(日産アグリkk pdf) 

   タネ/アーリーファイブ タキイ種苗kk  www.takii.co.jp/ 生産地/中国
                        種子処理/チウラム )

     種蒔き/
4月7日ポット蒔き    定植/ 5月9日 収穫開始/ 6月23日

      使用農薬_ 無し  肥料_ 追肥1回フミンホスカ(日産アグリkk pdf) 


     Point  とにかく暑くないと育たない。発芽にはたっぷりの水分を必要とするが、本葉が出たら乾燥気味に育てる。最低気温15℃以上にならないとこじれる。失敗の大半は、気温が低い、水を与えすぎるにある。

 食  今年はアジア料理の食材として脚光を浴びるだろう。揚げて煮込む。
    花オクラがうまい。生のまま、または軽くゆがいて。オクラと同じようにぬめりがある。美味。
 
   今年の一押し ヘタとハカマを剥く。切り落とさない。水っぽくならず、油っぽくならず。ヘタのコリ食感と、タネのぬめりも無くならず美味。

拡大写真は こちら


2007年、沖縄で
野良日記_番外編
フタバ種苗
沖縄で見つけた種屋さん。沖縄の野菜ならココと確信したが、今では周知になってしまった。
アーリーファイブ 五角オクラ

写真では16cm・13gとなっているが、12cm・13gの間違い。

 この6〜12cm(ヘタの上から先端まで)が食べごろ。
 収穫では、手でポキと無理なく折れる大きさになる。

 これ以上大きいとヘタ茎が硬い。
 よって食べごろサイズでは、ヘタを取らずに調理すると水っぽくならず、また油っぽくならない。
島オクラ 丸さや

沖縄育種、とにかく旨い。

写真では12cm・9g〜7cm・4gになっているが、15cm以上でも十分柔らかい。

取り忘れてもなんとか間に合うのがうれしい。でもおいしいサイズで食べたい。 110g

page top

ゴマ  /ゴマ科 ゴマ属   スーダン原産   セサミストリートが有名
   白ゴマ。去年、苗をいただいて育ててみた。その種を蒔いた。


 育   タネ/ 採り種  生産地/日本
                種子処理/ 農薬は使っていない)

     種蒔き/
月    定植/  収穫開始/8月から順次

      使用農薬_ 無し  肥料_ 無し 

     Point  写真のように大きく育った。ハウスに植えた数本はすでに収穫は終わった。

10 September, 2009

     わき芽が出るので、随時かきとる。それで大きく育つし、実も充実する。大量生産とはいかないが、自家用には余りある。市販品を買う気がしなくなった。

page top

パパイア/パパイア科      栽培中
 パパイア。今年の挑戦、秋までの実をつけ、年内に青いパパイアを収穫。霜で枯死するので年越しはできないだろう

 育   タネ/レッドレディー (有)フタバ種苗卸部 http://www.futaba-seed.co.jp/ 生産地/
                    種子処理/ 農薬は使っていない)

     種蒔き3/14
 ポット上げ/  定植/  収穫開始/

      使用農薬_ 無し  肥料_ 無し 
Point  種蒔きは温床。ハウス栽培で地温を確保しながら、できるだけ高温に持っていく
           

種袋に「オス株の種子は入っていません」。
低木のうちから実のなるわい性の早生種。
熟すと赤肉

09 July, 2009  ↑花芽があがったパパイア。
          ←パパイアの下で、チマ♀
14 September, 2009
パパイアの収穫


パパイアイリチー
パパイアのキンピラになりました。

パパイアンブシー
美味。冬瓜でもないと賞したヒト、固い桃と賞したヒト、青いパパイアです。

  ともにパパイア1個を使った。サラダはまたあとで。


←09 September, 2009


 ← 随分と大きくなってきた。200gは超えたであろう、あとしばらく。


14 September, 2009

中身。白い粒々は熟していない種。右の何もないように見えるはまだまだ大きくなっていない種。

  と書いたが。19 September, 2009
  実は、種の話。
雌花だけの樹と、雄花だけの樹と両性花の樹があるそうだ、パパイアには。
  そのため雄花だけの樹は実がつかない。
  両性花の樹は受粉して実がついて種ができるか単為結果で種ができない。
  雌花だけの樹は、単為結果して種のない実をつけるか、雄花の樹から受粉して種のある実をつける、そうだ。ツッコミは無し。

  雄花の樹を育てた人、ゴメンなさい。
  種は無くっても果肉を食べるのだから細かいこといいっこなし。 
26 September, 2009
葉が焼けたように枯れている。何故?
IMG_5597
31 July, 2009

  パパイアの花が咲いた。







20 September, 2009

  ←上、雌花。花びらを二枚切り取った。
  雌しべの下が実(子房)、単為結果する。

  ↓両性花。オシベが見える。この花びらの中の下のほうに細い雌しべがある。夜蛾のように長いくちばしの虫なら受粉を手伝えそう。
  でも受粉は難しそうだ。
 10 November, 2009
  たっぷりのモミガラをハウス一面に敷き詰める。5℃以下では冬越ししないという。
  チャレンジ。失敗したらタイムアウト一回減るが、やってみる価値は十分ある。
  株元に20pほど、ハウス全体に5〜10pの予定。木は既に天井に達している。木質化している50pほどですっぱり切ってしまう。生きていれば来春にはにょっきと脇芽がでる。
  出れば、スタートダッシュよろしく成長する。いいではないか。チャレンジ。
 
モミガラ発酵。米を搗いて、糠を混ぜる。発酵するからその熱でも保温。そしてそのまま堆肥。ええじゃないか。

  現代農業12月号に発酵過程ででるCO2は炭酸同化を促進するとある、ええじゃないか。

  はたらく除雪君。冬を前に軽く肩慣らし。ハウスサイドの除雪のためにずいぶんと前に買ってあった。普段は爪のついたバケットをはめて土をいじるのに働いてもらってる。雪用の容量の大きいバケットに履き替えて出番だ。
 12 November, 2009
  たっぷり敷き詰めたモミガラ。4tダンプ1台分が入った。

                        14 February, 2010→
               年が明けて、緑が出ている。
                 死んでいないようだ。3月まで、頑張れパパイア。


page top

バイ/イチイ科      栽培予定
 バイの実。この辺りでバイといえばカヤ(イチイ科)の木のこと。またバイは太鼓の撥で、祭りのときにこの木の枝で作る。そのため実もバイ、バイの実と呼ぶ。
 この木を栽培して、実を採ることにした。

 育   タネ/ 自生え 生産地/日本
                    種子処理/ 農薬は使っていない)

     種蒔き/
10月予定 ポット上げ/  定植/  収穫開始/

      使用農薬_ 無し  肥料_ 無し 

     Point  お彼岸の頃、バイの実を採りに山に入る。
           

←12 July, 2009 まだ青い実
28 September, 2009

  熟したバイの実。狙ったターゲットは先客がいて採れなかった。場所を変えゲット。



  林縁の半日陰からぽっかり空いた明るい場所。


  ←来年の新芽


  ←イヌガヤ。苦くて食べられない。
  カヤ、イヌガヤともに裸子植物で、カヤはイチ科、イヌガヤイヌガヤ科

  葉は良く似ている。同じ場所に生えるが、カヤ(バイ)は3方に分かれながら伸びていくが、イヌガヤは分かれながらもカヤより一枝が長くなる。まや写真のように樹で赤く熟すから、採取の時は、よく区別できる。

  カヤ(バイ)は、緑から裂果しながら黒ずんでいく。

page top


2008年以前 参考にしてください。

果菜 ナス科/  マメ科/  ウリ科/  アオイ科/ イネ科/コシヒカリ・朝紫
とまと  にたきごま(料理用)/ 桃太郎8/ サターン/ キャロル10(ミニトマト)/
トマトの種蒔きは2月下旬から3月です

なす科 リコペルシコン属(トマト) にたきこま(調理用)/桃太郎8/サターン/キャロル10(ミニトマト)
 (工事中) 苗80円/連休から

調理用トマト、
イアリアントマトとも

ケチャップやピザのトッピングに。
中々品種が定まらない、作る人・食べる人が増えて、だんだん甘く果汁の多いトマトの種に置き換わってきた。困る。

これはブッシュ性、ツルが伸びない。酸味が強く果汁が少ない。いいじゃないか。
残念、今年は苗売りだけで終わった。


全てのトマトが作付できなかった。


もうトマトと言えば桃太郎。

これしかないからこれを作る。
この品種を開発したのはタキイ。作らせたのは馬鹿なカシコイ消費者。

トマトは先がポッと赤くなった頃、収穫する。流通過程で日が経って赤くなる。従来の品種は中まで赤くならなかった。

桃太郎は最初から中も赤い。よって今まで「まだ青い」と怒っていた消費者は喜んだ「採りたてだわ」。
甘熟の表示はあるが、完熟はない。
トマトは水を求めるが、湿気と雨を嫌う。


水をやらないと根はドンドン下に伸びる。
ハウスの中で2週間水をやらなくても大丈夫。

地表15センチ位のところに養分を吸う根を張る。

多雨過湿は、枝葉の大敵。どっと雨が降ると茎から根が出る。実は一度に水分が入って裂果する。

病気も出る。

アンデス高地原産、その気候条件を日本で再現するのは不可能。したがってハウス栽培となる。

古くからある品種

したがって酸味と青匂さが残っている。

流通には向かない。完熟した時の味は、たまらない。

ミニトマト、キャロル10

これが一番甘い、他に千果もあるが負ける。

粒の揃いは千果(ちか)と変わらない。お弁当のフルーツだから甘いほうが良い。

果菜 ナス科/  マメ科/  ウリ科/  アオイ科/ イネ科/コシヒカリ・朝紫
なす   千両2号/ みず茄/ 米なす(くろわし)/ 庄屋大長/

なすの種蒔きは早いです。2月初旬がいいんですが、中旬になってしまいます。
ナスは定植できる大きさまで育てるのには3ヶ月かかります。5月連休植えから逆算すると、2月初旬種蒔き、出来れば1月種蒔きがいいんですが、難しい。

なす科 ナス属 千両二号なす/ みずなす/ くろわし/
(工事中、部分開通足元注意) 苗80円/連休から

この辺りでナスといえば千両二号、長卵型です。
もっと長い筑陽・黒陽は好まれない。さらに長いのもあるがまったく駄目。

ナスの代表で、万能タイプ


まあ、7月にはこのような姿に。

2月15日に400粒の種まき。
発芽率とその後、ポット上げ、うまく行って300本位の苗となります。

5月中旬、遅霜・水霜(氷温冷蔵状態の霜)の心配が無くなって、畑に植えます。
天気予報が定植日を決めます。


2月28日

双葉が出てますね。種をまいて13日。10日から20日間で、発芽が揃います。

セルトレイって言います。10×20、200穴のポットになっています。成長が遅く小さな苗でポットに上げる種は288穴に、反対に成長が早く、ポット上げも早い種は128穴のセルトレイを使います。かぼちゃなんかは、一気に大きくなるので、直接ポットに種まき。

みずなすというように、果肉が緻密で水分が多く皮も柔らかい。
浅漬けに最高。
煮炊きには、煮崩れしないよう注意が必要。
土は買います。無菌・必要な肥料が入ってます。この後のポットにも購入した土を買います。

病気対策です。この時期に病気にかかると、目もあてられない木になって収穫は望めません。これを称して「苗半作」といいます。上手に苗を作れば半分は作れたと。
米なす。さいきんアメリカから入ってきた。
ヘタがグリーンなので見分けは簡単。

400〜600gまで大きくして食べる。
1センチくらいの輪切りで、焼きナス・田楽に。
これほど大きくしてもタネもなく果肉も柔らかい
26 March, 2006

種蒔きから約40日。
本葉が3枚くらいです。ポット上げ。
200穴セルに160本くらいが育っています。

直径9センチのポットに移植です、ポット上げといいます。苗としては徒長、徒に伸びています。よくないなあ、双葉までもっと寸詰まりがいいんですが、雪がふったり、夜間寒い日が多かったので、昼間の温度があがり気味に育てたからでしょう。

ポット上げする、ポットは2種類のサイズを用意しています。7.5センチと9センチ直径。ポットで長い期間育てるためには、写真のように9センチを用意します。

下枚が双葉、その上が本葉、3枚くらいかな。
双葉の下が長いですね、徒長なんです。

セルトレイから抜いた根と土くるっと根がまわっています、一本直根が真っ直ぐに、このくるっと回っているのを根巻といいます。根が多く出すぎてグルグル巻きになっていると、遅すぎてのちの生育に大きな影響を与えます。

なぜ、セルに種を蒔いて、ポットに植え替えるのか。昔の人は、「ずらし」とか「根切り」と呼んで、わざと根を傷めるのです。
すると新しい根が、グンと張り出してきます。丈夫な苗ができます。
庄屋大長

おいしいんだけど、売れないからもう作らない。長くなって地面に付くとナメクジが食べてくれる。

売れないから作らない。くろわしのほうが旨いし。

果菜 ナス科/  マメ科/  ウリ科/  アオイ科/ イネ科/コシヒカリ・朝紫
ピーマンなど   ピーマン/ パプリカ/ ワンダーベル/ 万願寺/ 伏見甘長/ 鷹の爪/ ししとう


ピーマンなど

パプリカを除いて、作りやすい。
2月の中旬には、種蒔きが終わる。

パプリカはまだ成功したことがない。今度は、もっと早く定植して木を大きくしてみよう。
なんせ、大きく緑の実になってから、赤やオレンジになるまで1ヶ月かかるので7月中に大きな実にしなければならない。

ピーマンにも色々品種があるが、このニューエースは形がパプリカに似て、寸詰りなので、肉詰めなどにもでき使い良い  しっかり苗を売り、作付けもしました。
パプリカ

とっても育てにくい。オランダで開発された品種で、かの地ではハシゴをかけて収穫するほど背が伸びる。
日本では温度が足りず9月で収穫が終わる。

で、緑のうちからピーマンとして食べる。肉厚で甘い。
パプリカ

色ちがい。ともに最初は緑、一ヶ月かけて色む。一番果を摘んで、その次から育てる。

実が重いので支柱をしっかりたてて風で枝が折れないようにする。お手入れが大変な品種
パプリカに似たピーマン

大きくなって、パプリカのようにいろむ。
残念だが、果肉がうすく甘みも少なく、でっかい色つきピーマンと思ったほうが良い。

でも育てやすくピーマンより大きいから食べ応えはある。
京野菜、万願寺
とにかく旨い

でっかく育てて、焼いたり、肉詰めにしたり。果肉も厚く、甘長より旨い
この辺りで、とうがらし、ししとうと言えば、この伏見甘長。

万能とうがらし。醤油と砂糖で甘辛く煮たものは絶品。
よってこの品種は絶対はずせない。
辛い、鷹の爪

他のとうがらしが下へぶら下がって成るのに対し、これは上になる。

たくさんはいらないのだが小袋でも400粒位はいっていて、タネは安いのだが、育てるコストは同じ。でも数がさばけないので、まあ七味だな。

本当に苗が売れない、要らないものなあ3株もあれば1年分の鷹の爪が採れるから。

でも置いておかないと鷹の爪はありませんかと訊ねられる。
スーパーに並ぶししとう。

テンプラの添え物ししとう。
さっぱり売れない。

添え物として少し作る


果菜 ナス科/  マメ科/  ウリ科/  アオイ科/ イネ科/コシヒカリ・朝紫
きゅうり/ かぼちゃ/ ズッキーニ/ ごーや/白ウリ/ とうがん/ はやとうり/

きゅうり 夏すずみ/ 黒さんご/ 半白節成きゅうり

キュウリは2回作ります。
第1作は、寒いのでハウスの中の温床に種を蒔き、1ッ月後の4月にポット上げして、無加温ハウスに移して、連休の苗売りに備えます。また5月中旬の定植を待ちます。

第2作は、ポットに蒔きます。6月初旬に定植します。これは保険のようなものです。
1作目のキュウリに7月中旬の台風で全滅しても、まだツルが腰まで位のキュウリは生き延びます。

時に第3作もします。7月下旬の種蒔きです。1作、2作が成り上がった時、地べたが空いている時

きゅうりは、夏すずみです。

曲がらない、沢山採れる、長く採れる。三拍子揃った優等生。

怖いのは、6月から7月の台風。路地だから風に揺られて樹勢が弱る、実がすれて売り物にならなくなる。
四葉きゅうり

浅漬けが旨い。スウヨウと読む。

この辺りでは、売れない。でも作る人が少ないので独り勝ちできる。
やはり市場を独占すると強い。
半分白いきゅうり


もう5年作っているが、うまく作れない。
難しい、教えて。


青くさい味、フルーツの未熟を食べている感じ。


苗も実も売れない、さっぱり売れない。でも作る。好きだから。
かぼちゃ

 作りたくない野菜の一つ。まず場所をとる、数が売れない、価格競争になって薄利。お盆までに売れば珍しいから売れるが、早採りのためにビニールトンネルをしたりして、お手間。

日本カボチャはまず売れない、ベチャっとした食感が完全に嫌われてしまった。甘みも少ないのでなおさら。
ウリ科 かぼちゃ
すっかり日本カボチャはすたれた。

カボチャに甘みと、ほくほく感を求めると西洋カボチャに軍配があがる。

これも苗を売るくらいで、実を売ることはしない。畑の場所ばかりとって、見入りは少ない。

自家用も2個も食べればいいんで、買って食べる。
白い皮のかぼちゃ。

おいしさは抜群。お店では中々でませんが。
「とっておき」、このように成ります。余ったキュウリ支柱に登らせませ。地這いにすると場所もとるし、どこに出来ているか探さなくてはならない。
ウリ科/ かぼちゃ ズッキーニ
7月はじめに台風が来たらおしまい。
下の写真のように先端が吹き飛んでしまう。
わき芽がでないので、この株はこれで終了。

売り方は二通り。レストラン向けに10〜15センチで採って売るか、キュウリなみに20センチにして売るか、これはスーパーの店頭に並んでいるサイズ。
おいしいのは10〜15センチなんだけど嵩が1/3なので食通の人しか買わない。
ズッキーニ

カボチャの仲間。十分大きくすると冬至まで持つ。

15〜22センチまでで収穫する。
ナスといっしょに炒めて、醤油味で食べる。
小じゃれたフレンチでは10センチくらいのを使う。中の種はまだ見えない。

花つきだと馬鹿高値だが、フレンチ御用立品だからルートが必要。
ウリ科/ ゴーヤー

おいしいから作る。

作り方はいたって簡単。種を水につけて、ピッと芽が出たのをポットに植える。

日照時間と温度が必要なので、早植えしても育たない。
ゴーヤは苦いものだとみんな思っている。苦味が風味なんだけど、マクドナルド舌には合わないんだろう。

地元沖縄でも若い人を中心にこの苦味を嫌う人が増えているそうだ。現地視察に行って聴いた話だから本当だろう。

で、、現れたのが「あばしゴーヤ」苦味が少ないように品種改良された。
ウリ科/ 白ウリ/ とうがん/ はやとうり
白ウリ


畑を持ってる人は、無くてはならないアイテム。

5株もあれば充分なので、苗を買う。

酒粕につけて奈良漬になる。3年もするとべっ甲色になって珍味。

でもウリより酒粕のほうが高くつく、ぜいたく品。
この酒粕の良し悪しが奈良漬の味わいを決める。
冬瓜(とうがん)

晩秋に醤油味あんかけで食べる。

春まで貯蔵できるので冬の食卓を飾る。

これがまた1株で、冬中食べる分が生る。

よって苗を買う。

結局、苗だけ売って、作付はしなかった。

苗も実も売れないのである。
スイカより大きくなる。貯蔵がきくので一冬食べることができる。
でも、大家族ででもないと食べきれない。

おいしいんですよ。
皮を向いて、ワタをとって、薄味しょう油と削り節、カタクリでとろみをつけて。絶妙の一品。

page top